パニック障害のこと

パニック障害の治療法

自然に沿う。

 

これはすぐできることと、簡単には実行できないことがありますが、まず自分が気づく一番身近で手軽にできることから実行していきましょう。

 

「不自然」な行いには、完全に習慣化していたり、世の中が当然とみなしているものも多いので、自分の行為が「不自然」であるということに気がつかないことが多いです。

 

ですから、朝起きてから夜寝るまでの行為を一つずつチェックして、これは「自然」、これは「不自然」といった感じで仕分けして見る必要があるかも知れません。

 

朝ごはん、歯磨き、トイレ、化粧、通勤・・・これらの行為は「自然」に沿っているのかどうなのか考えてみるということです。

 

それで、少しずつ出来ることからやっていくと段々体と心は「自然」の心地よさを思い出してきて、「不自然」な他の習慣が嫌になってきます。

 

はっきりいって、今の我々の体はそういった微妙なものを感じる力が衰えています。

 

変に過敏なんですが、本当に危険なものを察知する力はないというどうしようもない状態になっているのです。

 

そして、体が本来の状態を取り戻してくると、止めづらい習慣である喫煙・禁酒なんてのも止められる可能性が高まります。

 

僕は、タバコを止めたとき、薬を止めたとき、添加物を極力排除したときにものすごく体調が良くなり、同時に「ああ、体に無理させてたんだな〜」というのを強く感じました。

 

 

たくましく。

 

これは、「生き抜く力」を養っていくことで、たくましさを増していけます。

 

そして、現代社会で「生き抜く力」として最も重要で、欠かせないものが「一人でお金を稼ぐ力」です。

 

時代に特有の「生き抜く力」は戦国の世なら「武力」、終身雇用が当然だった昭和なら組織での「強調力と我慢力」でした。

 

しかし、平成の世は自分でやることを決めて、自分で稼いでいくということを皆ができるようにならなくてはならない時代です。

 

当然ながら学校ではそんなことは教えてくれないし、会社は単純な労働力を求めていますので、相変わらず「社会の歯車のひとつ」を作ろうとし続けています。

 

そして、そんな環境で育ってきたから仕方がない面もあるのですが、多くの人が自分には「一人でお金を稼ぐなんてできない」と諦めてしまうので、貧富の差というものが拡大する一方で「やる人はどんどん金持ちになる」「やらない人はとことん貧乏になる」という二極化された構図が出来上がるわけです。

 

もちろん、会社に属しているのは問題ではなく、いつ会社が倒産しても、リストラされても大丈夫なようにしておくということです。

 

僕は、以前はサラリーマンをしていたのですが、毎日コツコツと勉強し実践し(副業)、「一人でお金を稼ぐ力」を身につけました。

 

今でも勉強に一番多く時間を割いていますし、油断したら終わりだと思って日々頑張っておりますが、やはり以前より「不安」は減りました。

 

 

流行りに乗ること。

 

先ほど原因のところで言いましたが、これからはますます「変化の時代=不安の時代」が加速していきます。

 

そして、「そんな時代は嫌だ」「僕は・私は旧態依然が大好きなんだ」と昔の僕のように、そう、亀のように丸まっていては余計に事態を悪化させます。

 

ですから、自分のできる範囲でいいので毎日・少しずつ「変わったこと、やったことのないこと」を意識してやっていきましょう。

 

これを、することで徐々に徐々にですが「変化」の持つ「不安」の側面だけでなく、「変化」のもつ「面白さ」に目が行くようになります。

 

ちょっとした「変化」を自ら起こし続けることによって、「変わること」に慣れていき、「変わること」が「普通」という状況を作り出してしまおうということです。

 

僕は、「一日一つやったことのないこと、変なことをする」ということを数ヶ月間実践したことがあるのですが、これによってかなり感覚が変わりました。

 

例えば、昔はアイスだったらバニラ、ご飯食べるんだったら馴染みの店というタイプだったのですが、今ではアイスを食べるなら食べたことのないもの、お店に行くのも行ったことのないお店という感じになったのです。

 

しかも、それが無理のない感じで楽しめるのですから、やってみてよかったと思います。

 

「そんなこと」と思われるかも知れませんが、「こんなちっちゃなこと」が案外大事だったりします。

 

「パニック発作の対処法」に続く